さて、食欲の秋となり、太ることが心配なそこのあなた。
うむ、ハヤシ自身も心配じゃ。

痩せていることが良い=美であるとする日本や欧米の価値観にもゲンナリしているものの・・・世間のこの美の価値観から背を向けるのは難しい。

そこで、この記事を紹介しよう。
http://www.huffingtonpost.jp/2016/09/12/moms-honest-before-and-after-photos_n_11985750.html
『出産して、体がこう変わりました』(出産前、出産後比較、写真付き)

抜粋転載。
【マッツアさんは(出産後の)現在の体を「一般的な美の基準では、尊敬に値しない体」と表現する。
妊娠線があり、おへそは垂れ下がっています。厚みを増したお腹はセルライトだらけ。こんな写真、誰も見たくありません。出産した後、突然見せてはいけない体になったんです】

【だけど痩せていた時、私は幸せじゃなかった。それに健康でもなかった。今の私は、もっと健康的な食事をするようになりました。年齢を重ね、周りの人たちのために頑張っています。もっと人生を楽しめるようになりました。だからそう、この体は褒められ尊敬されてもいい体なんです】

転載終わり。

写真で見る限り、上で紹介したマッツアさんの出産後の体も、不健康な肥満体レベルではない。

健康体ならいいじゃない、と思いつつも・・・大方の人たちは「痩せていた方がいい」という価値観から逃れられない。
だからダイエット関連商品が売れる。

そういえば・・・以前、若者向けの服が売っている店へ入ったことがある。(その店の3000円の買い物券をもらったからだ)
けどLLサイズのパンツがキツかッた。

ちなみに、ワシは痩せてもいないが、そう太っているわけでもない。自分では平均だと思っていた。サイズは9号。BMIは22・5~23の間をいったりきたり。

が、若者世界では、どうやらワシはLLサイズも入らない超肥満体ということになるらしい。

若い女性たちの世界は、かなり痩せていなければならないようだ。

とても厳しい不健康そうな美の世界。

若い人は大変だな。BMIも20以下でないと満足できないのかもな。

ただ、よくよく考えてみたら、世間が押し付けるもの「恋愛」「ダイエット」って商業と密接に結びついているんだよな。

劣等感を作り上げ、劣等感を刺激し、それを利用して商売にするのだ・・・よく売れるから。

そしてもしも・・・その人を傷つけたければ・・・その人が気にしているだろう劣等感を哂えばいい。
劣等感にはそういう力がある。

そんな劣等感とうまくつきあうには、どうしたらいいのか・・・
人生の課題じゃな。

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「愛子さま激やせ」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-11-01-1
「えげつない本音・美容整形の果てにあるもの」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-09-28