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家庭を持つか持たないか・夫にしたいドラゴンボールキャラは? [家族・夫婦・子育て・子なし]

父の日。
おお、心暖まる写真の数々じゃの。妻の出産に立ち会い、我が子の誕生に感激しまくるパパたち。

「お父さんになる瞬間」
http://www.huffingtonpost.jp/2017/06/17/dads-in-the-delivery-room_n_17179110.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001

短編連作小説「これも何かの縁」でも、主人公・四条静也もパパになり、そこそこ幸せに暮らしておる。

そこでパパになった時や、パパ生活が描かれている何編かを紹介しよう。

「封印された過去」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-12-09-2
※あらすじ→ついに理沙に赤ちゃんが生まれた。昔を振り返る静也。イジメと暴力・静也の児童養護施設時代。無痛分娩についてのうんちくあり。

「面倒な年賀状」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2017-01-01
※あらすじ→微妙な問題をはらむ子どもの写真付き年賀状。やはり問題が起きてしまった。新生児の初正月について雑学あり。

「祝・お誕生日」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2017-03-04
※あらすじ→涼也1歳の誕生日。日本には赤ちゃんの将来を占う『選び取り』という風習があったようで。

「仲良しホッペ」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2017-03-15
※あらすじ→涼也に頬ずりしたら泣かれてしまった静也は男ながらにスベスベホッペを目指す。


では現実のお話を。

そう、バブル世代から上だと・・・こんなパパさんもいたりする。

「立ち会うのは時間の無駄、自分が傍にいても何もできることないし、医師にお任せ。それより仕事仕事。生まれたら連絡ちょうだい」と無駄なことが嫌いな人。

中には仕事ではなく、ゴルフに行ってしまう人も。これはもっと上の世代。妻の出産は妻の仕事で、自分は関係ないという価値観。昔はこういう男性、けっこういたと聞く。

そして、妻の出産を・・・「見たくない」「自分には無理」「気持ち悪い」という人も。

「立ち会ったら、もう妻を女として見れなくなる」というのも、あるだろうな。

今ならこんなこと公言したら非難轟々だけど、この「気持ち悪い」という感覚も分からないわけではない。

ただ、そういう人はパパにはならないほうがいいかもしれない。いや、非難しているんじゃないよ。正直な本当の気持ちを押し殺し、ウソをつくことはない。
その正直な気持ちが、あなたの本性なわけだから、家庭を持つと、かえって不幸になるのではないかと思うだけだ。

合う、合わないってあるよね。家庭と持つ、持たないも、そうだと思う。皆が皆、家庭を持つのが当然とは思えない。

今の若い男性だって、皆が皆、『子どもの誕生の瞬間を見たい』わけじゃないだろうな。
「気持ち悪い」「いつ生まれるか分からないのにつきあうのは疲れるし面倒、億劫」と思う人もいるだろう。
けど、それを表だって言うと非難轟々、冷血人間扱いされるので言わないだけだ。

「気持ち悪い」という感覚はどうしようもない。
でも、これは極めて強い『拒否感情』でもある。その拒否感情をずっと奥さんにもち続けたまま一緒に暮らすのは、お互い不幸。

出産の立会いが面倒なのも、時間の無駄に思うのも分かる。
けど家庭は面倒なものだし、無駄なこともしなくてはならないだろう。

だから、こういう人は結婚しない=家庭を持たないほうが(父にならないほうが)いいと思う。
そのほうが幸せな人生を送れる気がする。

もち、妻となる女性の中に「あなたはお仕事だけがんばって。自由にしてもらってかまわない。お金だけ運んでくれるだけでいい」という人もいるかもしれないが。

ああ、そういえば・・・
ドラゴンボール(テレビアニメ版)では・・・修行に誘うゴクウに、ベジータが「ブルマの出産の時、傍にいたい」とお断りした時、ゴクウは不思議そうに「おめえが産むわけじゃないのに」というようなことを言う場面があったとか。

ベジータ、変わったよな。このシーンに多くのドラゴンボールファン女子は萌えたことじゃろう。

それに比べてゴクウは・・・そーいや、家庭をほったらかして、自分の好きに生きているよな。しかも仕事もしていない=稼いでいないし。

え? それでもゴクウは家族に愛されているじゃないかって? 
それは漫画だからじゃ。

つうか、ドラゴンボールキャラの中で夫にするなら誰がいいか・・・オタク女子の間で人気あるのは、ゴハンやトランクスだ。

そう、こんな感じ。
ゴハン>トランクス>>>>>>>>ベジータ>>>越えられない壁>>>ゴクウ

やっぱ家庭を大事にしているか、していないか、だよな。
ゴハンは実際に家族作って真面目にやっているから、その安定感・実績が、トランクスよりちょい上にきたという感じ。
ところでベジータ、お仕事ちゃんとすれば、もっと上に行くんじゃないか。

ま、容姿に目をつぶれば、クリリンもいいよね。18号、幸せそうだし。
ああ、ピッコロや天津飯も家族を大事にしそうだな。でもヤムチャは・・・う~ん・・・不倫しそう。

ヤムチャなハヤシとしては残念じゃが・・・。ヤムチャはやめておけ、と思う。
そう、ヤムチャは亀仙人のじっちゃんのように生涯独身でエロを極めてほしい。(じっちゃん、独身だよな?)

おっと、つい下らないことを語ってしまった・・・現実の話に戻ろう。

明治安田生命によると『2013年度と2016年度の男女の結婚願望を調査した結果、3年前に比べて20代男性で67%から39% 、同じく20代女性で82%から59%へと大幅にダウン』ということを、前記事にも書いたが・・・。

家庭幻想を持つことなく、子育ての大変さ、発達障害のリスクなどを知って、自分に合った生き方を考える人が増えたのではないか、と思う。

「育てる自信ない、子はなしでもいいか」という思いが、結婚願望の低さにつながっているのかも。
子育てのあまりの負担・大変さに腰が引ける人が増えるのも無理はない。

安易に「なんとかなる」とも思わないほうがいい。
相当の覚悟が必要だろうな。仕事ならやめることができるが、子育ては途中で放棄するわけにはいかない。もちろん最終的に児童養護施設に預けるという手段はあるにしても。

あとは経済的理由だな。
今の時代、老後を子どもに面倒をみてもらおう、頼ろうと考えてはいけないという価値観が主流。

けれど経済的余裕も持てない中、子を育て、学校の勉強では心許ないので塾にも行かせ、できれば大学まで行かせ、さらに自分の老後のための資金を貯めるのは不可能。

ならば、子どもはあきらめ、自分の後始末は自分でできるようにしておこう、と考える人もいるだろう。

ま、それでも結婚したい人=家庭(子ども)をもちたい人も当然いるわけで・・・

婚活市場で勝負するんなら、女性は33歳まで、男性は43歳まで、なんだとか。
https://dot.asahi.com/wa/2017061400030.html

バブル時代は女は婚活(お見合い)するなら29歳までが基本だったからなあ。

で、わりと「仕事を取るか、結婚=家庭を取るか」の二択だった。両立目指す人はスーパーウーマンとして話題にはなったが、ごくごく少数。その両立も結局はぽしゃり、仕事を辞めて家庭に入るケースが大半。

ただ早いうちから、どちらかを選んでいたわけで、最初から結婚を選んだ人はほぼ結婚できている気がする。

女子は短大へ行くケースが多く、4年制よりも短大の方が偏差値が高かったりした時代。
結婚したい女子は20歳で就職し、24・25歳くらいで寿退社を目指していた。

クリスマスケーキという言葉もまだ残っていて、女は25歳過ぎたら価値が落ちることを自覚していた時代だ。
もち、フェミ運動も活発で、それに反発する人もいたけれど。

どうしても結婚したい人は20代でお見合い(今でいう婚活)をした。20代後半はもう崖っぷちということで妥協婚も受け入れていた人も多かったのではないだろうか。

仕事を選んだ人は、結婚は「できればしたいけど、できなくてもいい」という感じの人が多い気がする。わりとマイペース。周囲が「結婚できなくてかわいそう」と思うだけで、本人はさほどでもなかったりする。ただ「独身でも私は幸せ」と言っちゃうと、『負け惜しみ』と捉えられてしまうので、表向き「結婚できなくてかわいそうな私ということにしておきましょう」といった感じで、人生をエンジョイしているふうに見える。

そこへ、こんなグラフを見つけた。

「40代独身・既婚・男女の自己肯定・自己有能感のグラフ」
https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2017051500015_3

既婚者って自己有能感が低いんだな・・・。自己肯定感は高いけど。
要するに社会の価値観では「既婚者>未婚者」なので、自己肯定感だけは高くなるんだな。

ま、日本人って全体的に自己有能感・肯定感って低いのかもね。

何にせよ、世間の価値観に惑わされることなく、本当に自分に合った生き方を選べた人はさほど不幸にならずに済むのではと思った。


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・・・・・・・・・・
短編小説「縁」より番外編のお知らせ。
「見下し世の中」をどうやって生きていくか・・・が、これら小説のテーマです。

「蝉―僕のランク」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-09-05
※あらすじ→学校で下位ランクの『僕』、最下層女子『長山春香』に何を思う。
学園もの、うむ、ちょい辛め、シリアスで重いけど救いはあるのじゃ。

「あだ名―中秋の名月」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-09-14-3
※あらすじ→白井月子が自分のランクを守るために犠牲にしたのは・・・
テーマはイジメ。己の容姿に劣等感を抱える月子が犯した罪とは。

「豚草―腐女子の誇り」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-09-19
※あらすじ→中学時代、下位ランクだった長山春香、白井月子、そしてもう一人「モヤシ」こと八島麗華の話。彼女は、長山春香を犠牲にした中学時代をどう想い、今、どうしているのか。

「お彼岸―アラフォー女子の幸せ」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-09-24-1
※あらすじ→恋愛や結婚を一歩引いて見ている冷静な未婚アラフォー女子が主人公。果たして彼女は勝ち組なのか負け組なのか。お彼岸のプチ知識など情報も入った軽く読める物語です。

「血液型診断―栗の節句」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-10-07
※あらすじ→若夫婦のほのぼのハートフルなお話。血液型、重陽の節句(栗の節句)の情報ネタ入り。明るい話で軽く読めます。

なお、短編小説「縁」本編の目次はこちらhttp://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-10-28


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