短編小説・本編「縁」スタート。
※目次ページはこちらhttp://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-10-28

寒くなってきましたね。

街もクリスマスシーズンとなり、恋活も激化するのでしょうか。今年のイブは土曜日ですから。世間や恋愛指南者たちは煽りまくるでしょうね。

だいたい、誰がクリスマスは恋人と過ごすものと決めたのか・・・(実はそのお話は23編目の小林主任のお話で触れます)

エッセイでも恋愛・恋活・婚活テーマで語ってきましたが、何だかそういうのは疲れたという人、多いのでは。

人間の品定め、競争、戦略・駆け引きも楽しい人はいるだろうけど、そういったことに嫌気がさし、恋愛とは距離を置き、気の合う友だちや家族と一緒にのんびり平和に行きたい人も多いのでは、と。
あるいは一人で気楽に自由気ままに過ごすのもあり。

「君の名は。」のように運命の赤い糸で結ばれた人がいればいいけれど、現実はそんな人はいないわけで・・・けど、だからこそ「いたらいいよな」という物語に惹かれるのかもしれません。

それに「運命の赤い糸」とまではいかずとも、「結ばれたのは縁があったからこそ」と言える人は現実にもいるのでは。

このお話はそういう話でもあります。

今回「縁」第1編は、舞台は12月から始まります。
四条静也と理沙の若夫婦のことを紹介しながら、彼らが過ごすほのぼの聖夜を物語ります。(7300字)

では以下本文。

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