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生き方あれこれ3・貧しい中で幸せ得るには・・・ [自殺・イジメ・差別・生き方・人間関係]

まずは気になった記事を紹介。

「欧州からは日本だけが勝手にどんどん貧しくなっているように見えている 」
http://www.from-estonia-with-love.net/entry/pjapan

【日本は「安い国」であり、外国人からは「日本って外食の値段が嘘みたいに安くて驚いた」「日本は低賃金で過酷な長時間労働をやってくれる国」に見える】

といったことが書いてある。ホリエモンも同じようなこと言っていたな。
日本社会は高いサービスを求めるくせに安い金しか払わない。

弱い立場の人は搾取されながら、しかし、その条件で働かざるを得ない・・・この現実。
こうなったら、背負うものをできるだけ少なくしていくしかない。

例えば・・・生活にかかるコストを下げる。たとえば、一人暮らしはせず親元にいる、お金のかかることはしない、子を持たない=扶養家族を持たない、本当に欲しいものを手に入れ、それ以外は捨てる・切るというエコな生き方をして、やりたくない労働をできるだけしないようにしていく。

自分が本当に欲しいものは何か。一つか二つに絞り、それ以外は捨てる。

世間が良しとする生き方ができる人はどんどん少なくなっていくかも。
普通の人にとっては「世間が良しとする生き方をすること」は無理ゲーになりつつあるのかも。

では、もうちょい、リンク先の同サイト内で興味深かった記事を紹介。

「はたして日本国民に大規模な移民受け入れを決断する覚悟があるのだろうか? 」
http://www.from-estonia-with-love.net/entry/immigration0217

「上野千鶴子が珍しく真っ当なことを言っている」
http://www.from-estonia-with-love.net/entry/ueno

「日本って『落ちぶれて周りに相手にされなくなった淋しいおっさん』みたいな国だよね 」
http://www.from-estonia-with-love.net/entry/personification

まあ・・・平和に滅んでいくというのもいいのではと・・・上野千鶴子氏および反差別を掲げるリベラル様から「オタクは滅んでいって欲しい」「キモオタ死ね」「オタクは再生産されないでほしい」と思われているキモオタ・ハヤシとしては思う。
うん、オタクと一緒に皆で滅んでいきましょう♪

ただ・・・日本が勝っていた経済大国って言われていた時代も、ワシは日本の悪口しか聞いたことがなかったぜ。
「実力主義の自由の国アメリカ、社会福祉が充実している欧州がいかに素晴らしいか、それに較べ日本はダメだ」ってね。

欧米スバらすい~、日本ダメダメね~♪

「日本人離れをしている」というのは褒め言葉。容姿、体力、運動能力を測る時に使われている言葉であり、「日本人らしい」というのはマイナスに捉えられていた時代でもあった。

日本人は個性がない。イエスマンばかり。自己主張がない、付和雷同。陰湿。島国根性。狭量。
酷いのになると「日本人は極東の閉鎖された島国だったから、混血が少なく、民族・人種的に劣っている」という人もいた。

朝日新聞も大活躍していた時代。
過去、日本がどれほどに極悪非道だったか、知らされる。その「極悪非道の血が流れている日本人はおぞましい民族である」と・・・ワシの周りはわりと左翼空気だったんで、そういう教育も受けた。

で、特にワシはクラシック音楽の世界にいたから、余計に「日本はダメ、欧米は素晴らしい」価値観の中にいた。
日本人は耳が悪い、英語能力なし、リズム感が悪い、などなど。
日本人的であることは、とても恥ずかしいことだったのだ。

なので、今はその揺り返しなのだろう、『日本って素晴らしい』と悦に入っても別にいいんじゃない?

それに、たかが海外旅行ですら、日本に帰ってくると『日本、落ち着く。日本、安心安全。日本、サービスいい、日本食、最高』って思ってしまう。

・・・っと、いえいえ、リベラルの方、ごめんなさいね。やっぱ日本って人権がないし、差別大国、酷い国ですよね。
反差別を掲げるリベラルな方からさえも「キモオタ・ネトウヨ死ね」「低劣なる差別主義者」と思われているキモオタ・ハヤシは淘汰されるべきく劣った醜いダメな日本人だと自覚しておりますぞ。生きていてごめんなさい。

日本は謙遜の国。
愚妻、愚息という言葉もあるくらいだし。
自分や自国を素晴らしいなんて言っちゃ、日本らしくないですよね。

それに女性は30代からBBAと言われ、恋愛市場・婚活市場では30後半からは価値がゼロとなる厳しいお国。先進国・欧米諸国ではちょっと考えられない価値観だろう。

なのでリべサヨが言うように、日本は野蛮で遅れている価値観も残っている恥ずかしい国かもしれない。同調圧力も未だ強いし、自殺率も先進諸国の中で抜きんでているし、おまけに中絶数も異常に高い。

※関連記事
「恋愛の後閉まる・異常な堕胎数」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-09-21-1
「女の価値は若さ(VOCE炎上)」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2017-06-19
「自殺願望・若年層女性に多い」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-09-08-1
「安楽死とオタクヘイト」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2017-04-06
「日本版カースト」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-10-08
「差別やむなし」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2017-03-11
「差別大好き」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-11-17
「フェミよどうする? 女性の権利VSイスラム教」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2017-01-06
「オタクは滅んでいってほしい・上野千鶴子のナチス思想」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-12-24


ところで、米国ではオバマケアによって、弱者を助けるために中流層の搾取が激しく、それでトランプさんに票が流れてしまったんだとか。
日本も、弱者を助けるために、社会保障費を若者や中流層から搾取しないとやっていけないよね。

けど若者や中流層からどんどん搾り取っていけば、ますます先細り、日本破たんも秒読み段階。
やっぱオタクと共に平和に滅んでいくしかなさそうだね^^;上野千鶴子総統のおっしゃる通り。


さて、ここで幸せな人生について考察された記事や著書を紹介しておこう。

まずは医師・高須賀氏の記事。

「太く短く生きたい若者が、細く長く生きたい中高年層になる瞬間について」
http://blog.tinect.jp/?p=40658

「人間の幸福は健康・モテ・お金・人から尊敬されたい、に集約される」
http://blog.tinect.jp/?p=39647

「モテ・年収・地位を超える人生の幸福―その入手は、お金なんかより遥かに難しい」
http://blog.tinect.jp/?p=39835


橘玲氏の「幸福の資本論」も面白そうじゃの。



これによると、幸福であることを条件づけるものは、「自由」「自己表現」「共同体=絆」の3つであるとしている。

【「金融資産(資本・財産)」「人的資本(仕事・職業)」「社会資本(絆)」・・・3つの資本をすべてそろえることは難しいが、せめて2つをそろえれば「幸福」といえる状態になるのではないか】という。


あるレビューがこの本の内容をまとめていたので、転載。

【株や現金などの金融資産から「自由」を手に入れ、好きなことを仕事にして「自己実現」を目指し、強いつながりと弱いつながりを組み合わせ、「適度な絆と強固な愛情」を得るべし】

『人間関係』については「強いつながりは最小限に留めたうえで、弱いつながりをたくさん持つ生き方」をお勧めしているようだが・・・。

ま、難しいことを考えても仕方ない。幸せなんて気の持ちよう。
そーいや、幸せの国のブータン、国民の幸福度が下がったんだって? 周囲の情報を得られるようになって、自分たちがけっこう貧しい生活をしていることを自覚するようになったらしい。


ちなみに、その橘氏の著書「幸福の資本論」は未読だけど、「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」は読んだ。



う~ん、で、結局、生き延びる方法って結局何なんだろう? とは思ったが・・・せっかくなので「なるほど~」と思ったところを記しておこう。

まずはこれ。

【人間の祖先は群れを作って身を護ってきた。群れから追放されることは死を意味する。従って人間は仲間外れにされることに本能的な恐怖心を持つ】


ここで・・・やはりイジメによる自殺を思う。当ブログでは『自殺した中島菜保子さん』のことを取り上げたが・・・グループから仲間はずれにされていた中島さんは日記に「恐い」「疲れた」「死にたい」という言葉を残していた。

「友だちなんていなくていいじゃん」と思うものの、事はそう簡単ではないのかもしれない。子どもにとっては学校での無視・仲間外れは大人が考える以上に死にたくなるほどに耐え難いことなのだな。

それでも「友だちなんていなくてもいい」という価値観を認めていくしか、こういったイジメによる子どもの自殺は減らないだろう。

一握りの人間で構成される狭い教室で人間関係が上手く行かなくても大したことではない。長期間入れ替わりもなく同じ面子で構成される世界ではランク付けも行われ、つまらない劣等感も植え付けられてしまう。

いつも同じ面子で過ごす狭い世界では、友情も生まれるだろうが、嫉妬や憎悪、裏切りなどどろどろした負の感情も生まれやすい。そんな世界から距離を置いた方がいい場合もある。

あ、そうそう、ちきりんさんのこの記事を、ぜひに中学生高校生に読ませたいよな。

「勝手に失望し、勝手に裏切られる人たち」
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20170708?platform=hootsuite

【思春期の子供たちは100パーセント自分を肯定してくれる人・自分を完璧に理解してくれる者」を探している】とのこと。なるほど、たしかにそうかもなあ。自分も思春期の頃、そうだった気がする。でも、そんな人いないんだよね。

※関連記事
「ぼっち上等・友だちはいなくてもいいのでは」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2017-04-23
「ぼっちは嫌・ピアノが超上手な茨城中3女子生徒自殺について」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2017-05-31


そしてもう一つ・・・橘氏の著書『残酷な世界~』の中で、『生き方』とは関係ないけど「へええ~」と思ったところはこれ。

【近親相姦は極めて不利な繁殖方法。これを避けるため、発達期に一緒に育った男女は血縁かどうかに関わらず、性的魅力を感じなくなる】

まあ、結婚は性的魅力を感じるかどうかより、気心が知れた者同士がいいということで幼馴染同士の結婚もありえるだろうけれど・・・。

オタクの間では「幼馴染カップル」って萌えるけど、現実は違うようじゃ^^;

・・・・・・・・・・
余談。

幸せというか・・・楽しく心地よく生きていく上でのヒントになりそうな言葉を紹介しておこう^^

説教オジサンのツイート
https://twitter.com/partyhike/status/803492326916005888より転載。

【人生において優先順位や効率をやたらと重視する人がいるけど、勘違いした意識高い系の学生ならまだしも、いい歳した大人が主張することじゃないね。『時間と金の使い方について優先順位とか合理性とかコスパとかを考えずに済むのが、本当に豊かってことなんだよ』って、マックで女子高生が言ってたよ】


劇作家・小池一夫氏のツイート
https://twitter.com/koikekazuo/status/803415300389486592より転載。

【負の感情は感染するンだよね。ハッピーな人といるとハッピーでやさしい気持ちになるし、性格の歪んだ者を相手にしていると、自分にも感染する。だからね、嫌な人だと思ったら、その感染源から速攻で逃げること。そして、幸せな感情はどンどン感染させて、嫌な感情は人に感染させないように気を付ける。】


何にせよ、不快・嫌なこと(人・場)から逃げることが可能なら逃げよう。それだけでも豊かさ(余裕)をほんのちょっと取り戻せるのではないだろうか。

そして、余裕を奪う「世間が良しとする生き方」からも逃げたほうがいいかも。
で、余裕のある人が「世間が良しとする生き方」を実践すればいいのだ。

※関連記事
「生き方あれこれ1・夢の引き際」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2017-07-03
「生き方あれこれ2・自立するより余裕を作ろう」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2017-06-20


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・・・・・・・・・・
短編小説「縁」より番外編のお知らせ。
「見下し世の中」をどうやって生きていくか・・・が、これら小説のテーマです。

「蝉―僕のランク」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-09-05
※あらすじ→学校で下位ランクの『僕』、最下層女子『長山春香』に何を思う。
学園もの、うむ、ちょい辛め、シリアスで重いけど救いはあるのじゃ。

「あだ名―中秋の名月」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-09-14-3
※あらすじ→白井月子が自分のランクを守るために犠牲にしたのは・・・
テーマはイジメ。己の容姿に劣等感を抱える月子が犯した罪とは。

「豚草―腐女子の誇り」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-09-19
※あらすじ→中学時代、下位ランクだった長山春香、白井月子、そしてもう一人「モヤシ」こと八島麗華の話。彼女は、長山春香を犠牲にした中学時代をどう想い、今、どうしているのか。

「お彼岸―アラフォー女子の幸せ」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-09-24-1
※あらすじ→恋愛や結婚を一歩引いて見ている冷静な未婚アラフォー女子が主人公。果たして彼女は勝ち組なのか負け組なのか。お彼岸のプチ知識など情報も入った軽く読める物語です。

「血液型診断―栗の節句」http://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-10-07
※あらすじ→若夫婦のほのぼのハートフルなお話。血液型、重陽の節句(栗の節句)の情報ネタ入り。明るい話で軽く読めます。

なお、短編小説「縁」本編の目次はこちらhttp://hayashi-monogatari.blog.so-net.ne.jp/2016-10-28


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タグ:生き方
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